マスターコース＜ＣＰＭ３＞まで修了されたＴＳさんのレポート

 

 

マスターコース生から
たくさんのレポートが届いています


今日はマスターコースＣＰＭ３まで

終了された方のレポートをご紹介しようと思います。

 

 

今、マスターコースで学んでいらっしゃる方も、
終了した方も、これから始める方も、


あなたの　何かの気づきのきっかけになったら幸いです。
興味のある方は続きをどうぞ♪

私は昔から完璧主義なところがあって、
何でも“0か100”、“◯か×”と物事の見方が極端で、
途中経過を評価することがすごく難しいところがあります。


まだ自分が理想とする楽な生き方に達していないので、今の状況をどう報告したら良いのか悩んでいるのが正直な気持ちです。

でも全く変わっていないなんてことはないはずなので、これが思い込みが抜けたってことかな？
修正されてるのかもって思えることを思い出しながら、まとめてみます。


私は約半年前に仕事を辞め、実家に帰ってき、両親と妹と暮らしています。家族は仲はいい方だと思いますが、みんなが相手を思うが故、どこか気を使っているところがあって家族なのに遠慮があってちょっと居心地が悪かったり、私自身が自由が好きですし、大学生の時から一人暮らしをしていたので、人に干渉される実家暮らしはしんどいだろうなと思いつつ、甘えて実家に戻ることにしました。



案の定、干渉されているような不自由さを感じてイライラしたり、両親が昔から過干渉なところがあり、いつまでも子供扱いされているようで嫌な気分になったり、でも嫌だと思いながらも、親に甘えてしまう依存的な自分にも嫌悪を抱いたりと、不快な毎日が続いていました。


まず父親との対話でいつもイライラしている自分に気づきました。

一緒に居間で過ごしていて、私が立ち上がると「コーヒー淹れるんやったお父さんのも淹れてきて」と私の顔も見ずに、サラッとよく言ってくるのですが、たったこれだけのことで私はいつも不快になってしまうのです。

「私コーヒー淹れに行くなんて言ってないよね？そもそもモノ頼むのに、こっちの顔も見ず、なんと失礼な。私をなんだと思ってるの？ちっぽけに扱わないでよ」と。


そして淹れてあげたとしても、自分がしたくないことを我慢してしてあげたのに、余り喜んでないような気がして腹が立ち、淹れてあげないと断ったら断ったで、こんなこともしてあげないなんて私って器小さいな、優しくないな、、って自己嫌悪や申し訳ないという罪悪感に襲われ、どちらにしてもしんどくて仕方がないのです。


コーヒーだけに限らず、父親が何か頼んできた時、同じようにいつも不快に感じている自分に気づきました。

そして父親のお願い事をする態度に、私は「ちっぽけに扱わないで。もっと私を大切にして」と悲しんでいることに気づきました。

ただ、幼い頃にどんな出来事がきっかけで「父親は私のことを大切に思ってくれていない、ちっぽけだと思われている」と思い込んでしまったか、特定の出来事を思い出せなかったので、頭の中に父親と幼い私を思い浮かべ、ありとあらゆる小さなお願い事を、父親が私の顔を見ながら優しく言ってくる→幼い私は父親に頼られたのが嬉しくて、喜んで対応する→父親が「ありがとう、嬉しいよ」って満面の笑みで喜んでくれたり、ハグをしてくれたり、といったシーンを想像しました。

幼い私は、そういう待遇をされたら嬉しいんじゃないかなと思ったからです。


でも残念ながら、なかなかイライラは消えず・・・そこで勇気を出して、直接、父親に体当たりをすることに決めました。

父親と二人になった時に父にたずねたのです。
「幼い頃に、何かをきっかけに勘違いしてしまったんやと思うけど、私はお父さんにとってちっぽけで役立たずなんじゃないかって。実際はどうやったんやろ・・・」と。


父親はびっくりしながら

「そんな訳ないやろ。かけがえのない子供なんておらん。大事やから、お父さんは一生懸命働いてきたし、お前がしたいことは自由にさせてきたんや。覚えとけ、親にとって大事じゃない子供なんておらん」

と言ってくれました。


そこから私は父親が私にしてくれる事や言葉の捉え方が変わりました。
父親の行為が全て愛情からのものだと思え、変なフィルターを通さずに、素直に入ってくるので、イライラがなくなりました。

父親の頼み方は今までと変わらないのにです。不思議な体験です。



続いて、恋愛の話です。

私は実家に戻ってくることによって、遠距離恋愛をすることになりました。お相手はすごく誠実な人で、私を大事にしてくれているのも感じれていたので、遠距離で簡単に会えない寂しさはありましたが、浮気など彼への疑いや不安はありませんでした。

しかし、彼の態度は何も変わってないし、何の根拠もないのに、彼は私に飽きて、いつか別れようって言われるんじゃないかっていう不安が自分の中にあることに気づきました。


早く仕事を見つけて稼いだり、自分磨きしたり、料理ができるようになったり、もっと何か頑張らないと私は不要になってしまうんじゃないかって日に日に怖くなりました。

そして本当に「友達に戻ろう」と突然、言われてしまいました。
とても辛かったです。衝撃でした。

別れが来ることは、もちろん想像したくなかったけど、何故かそうなる気がするって言う思いが以前からあって、そういう思考が出てきては、だめ！だめ！そんなこと考えちゃ！って打ち消していたのですが、本当になっちゃった〜顕在意識ではだめ！って思考を消したつもりだったけど、潜在意識ではまだそういう思いが潜んでいたんだなと思いました・・・。

辛かったですが、どうして好きな人とは別れが訪れてしまうと思ってしまったのか探ろうと思いました。

実は過去の恋愛でも、すごく愛してもらっていると思っていたのに、突然相手から別れようって言われることがよくあったんです。

そしてどの恋愛でも、「もっといい彼女をしないと彼と釣り合わなくなるかも。もっと頑張っていい彼女にならないとお荷物だって思われて捨てられるかも」といつももっと頑張らないとって、付き合えば付き合うほど感じていました。

彼の役に立たないと捨てられてしまうという恐怖がいつもの恋愛であったと気づきました。

それは仕事や友人関係でも感じていると気づきました。

仕事ではミスをして迷惑を掛けたり、無能だって思われたら、期待に沿わない奴だとジャッジされたら私はこの会社で不要だとみなされ、いつか捨てられるかも、ととても怖いのです。


友達関係でも相手を不快にしたり、一緒にいて楽しかったり役に立ったりしないと、私の存在価値はなくて、みんな離れていってしまうのではと。


だからいつも自分の意見は言えず、相手の希望に合わせることがほとんどで、もう何が自分の意見なのか、そして意見があったとしてもそれを伝えるという発想さえ忘れてしまうくらい、相手に合わせて相手の気分をよくすることが当たり前になっていたと思います。


何故、これほど「自分は相手の役に立たないといつか突然捨てられてしまうかも」と恐れているのか不思議に思いました。

それは恐らく、幼い頃の家庭環境にあると思います。


私は4人兄弟の一番上です。次々に妹や弟が生まれ、両親はそちらに手が掛かり、私はいつも「お姉ちゃんやろ、自分でして！」「一人でできるやろ！」と言われました。

今では仕方がなかったことと理解できますが、当時は私が可愛くないから、相手してくれないんだと思っていました。


少しでも親が私に関心を持ってくれるよう、親の期待する通りにいい子をしなければと思いました。

でも頑張っても褒められないし、頑張っているのに怒られるのはいつも私。
そのうち、本当にいい子にしていないと私、捨てられちゃうんじゃないかと本気で思っていたんです。



両親が腹が立つようなことを私がしたり、役に立たないって思われたらもうおしまいだと。幼い頃のこういう思い込みが、「私は役に立たないと捨てられる」という恐怖を生み出したのかと思いました。


そこで、お手伝いをして褒めてもらっていたり、あるいは「何もしなくても、できなくてもいいんだよ。生まれてきてくれてありがとう」と両親に言ってもらっている幼い頃の自分を何度も想像するようにしています。


当時の小さな自分を労う気持ちで「一人で辛かったね。頑張ったね」って言ってあげたり。涙が出てくる時もあります。

ただ、まだまだ癒し切れていないのか、昔を思い出すとまだ寂しかったり、辛かったりといった気持ちを感じてしまいます。

この感情がなくなるまで続けていきたいと思います。





●これから１００％自分原因説を学びたい人へのメッセージ

よく「ネガティブなことを考えたら、良くない現実を引き寄せてしまうから、そのような思考はストップさせよう」と聞きます。

なので私はネガティブなことを考えてしまった時、「ダメだ！ポジティブに！」とすぐさまその思考を打ち消して、無理やりポジティブなことを考えようとしてました。

でもしんどい感情を引き起こす出来事は日々起き、悲しくなったり、イライラしていました。

100％自分原因説を学ぶにつれ、そのカラクリが分かるようになりました。

その場でその思考を打ち消すだけでは、解決にはなっていなくて、永遠とその感情を引き起こす似たような出来事が起こる。

それをストップさせるには過去の出来事から修正していくことが必要なのだと気づきました。

そこからは日常生活で“自分の感情”にとても敏感になりました。
不快な感情が発動した時、それはどんな過去の出来事から生み出してしまったものなのだろう？としっかり考え、ただの嫌な出来事として流すだけにはしなくなりました。


こんな感情を抱くことは一日のうちで何度も起きます。すぐに原因の過去の出来事が何だったのか思い浮かばないこともあります。

思い浮かんでも、本当にその過去の出来事が原因なのか？と疑ってしまう時もあります。思考の修正ワークをしてもすぐにその感情を浄化できないこともあります。


そういう不安になった時や、疑問が起きた時、すぐにメールで質問し、回答や励ましの言葉を頂けた事に感謝しています。

この“感情が湧く→どんな過去の出来事から作ってしまったの？”と考える習慣ができたことが、私にとって100％自分原因説を学んた一番大きな収穫だったかなと思います。


自分を幸せにできるのは自分だけしかいないと思うのです。
もちろん不安になった時、周りに甘えたり、アドバイスをもらうことも大切な事だと思います。

しかし、間違って作ってしまった心の古傷を癒し、本来の自分の素晴らしさや存在価値に気づくことが、いつも心が平安で、揺らぐことのない幸せの源だと思うのです。

私もまだ道半ばですが、そんな幸せがあること、またそこに辿り着く為の方法を学べたことを大変うれしく思います。


しんどいな〜なんでこんなに毎日辛いんだろうって一人で悩んでいる方々に、この100％自分原因説が届き、トライし、心軽く幸せな生活を送れるようになる方が増えると嬉しいです。


一度習得し、思考を修正する癖を身につけてしまえば、どこに行っても、誰といても、私自身が平穏に幸せに暮らせると思います。