マスターコース＜ＣＰＭ３＞まで修了されたＨＫさんのレポート

CPM3を終えたレポート

　私は、このレポートを書くまでにとても長い時間がかかりました。
ですから、今このレポートを書いていることを嬉しく思っています。


　CPMに出会うまでの私は、
特に大きな問題があるというわけではなく、
どちらかというととても恵まれた環境にいました。

ただ、仕事や恋愛でなんとなくうまくいかないことが
徐々に増えてきて、だんだん心がモヤモヤするし、

どうして思い通りにならないのだろうかと
感じることが多くなってきました。

CPMを学んだ今ならば、
長年の思い込みが積もり積もった結果だ
ということが理解できますし、

潜在意識がいつもサインを送ってくれていたのだ
ということが分かります。


ですが、当時の私は、
自分の運命が自分以外の力に
動かされていると感じていて
とても不安になりました。


同時に、その当時の私は、
とても他力本願で被害者意識を強く持っていました。


　私がCPMに出会ったのは、まさにこのときでした。

「100％自分原因説」という言葉に衝撃を受けました。
すべてが私のせいなんて信じられない
という抵抗感が大きかったのですが、
なぜだかとても気になりました。

半信半疑で（ごめんなさい・・・）まりあさんのブログや
書籍を読み進めていきました。

そして、半信半疑のままでしたが、
変わりたいなと思うようになり、

メールセッションをお願いし、
さらにマスターコースで学ぶことに決めました。





　CPM２は、
今まで考えもしなかったことが学べてワクワクしましたし、

CPM３でも、
物理学からのアプローチに説得力があり、
理解も深まっていきました。

このように、CPMでは、
これまで気づけていなかったことや
思いもしなかったことが学べて
とても楽しかったのですが、正直に言うと、
CPMさえ学んだら人生が好転するのだ
という気持ちがあったので、

自分の人生の舵取りを自分以外のところにゆだねていました。

ですから、レポートなどで
皆さんが具体的に変化されたことを読ませていただくたびに、
「私はまだ変わっていないのだ」と思い、
それが積み重なって
「私はマスターコースを学んだのに変われない」、
「私はダメなのだ」と思うようになり、

目に見える大きな変化がないまま
レポートは書けないという頑固な思い込みになってしまいました。


こういうわけで、実に長い期間このレポートが書けませんでした。
「せっかくマスターコースで学んでいるのに
私は何をしているのだろうか」と自分を責めたりもしました。

ただ、それでも自分をあきらめたくない
という思いがあったので、

テキストを何度も読み返すことや、
今の気持ちを書き出すことを、
無理のない範囲で行っていました。



　不思議なことに、
テキストは読み返すたびに
新しい発見がありましたし、

最初は本心を書ききれていなかった気持ちの書き出しも、
どんどん本音が書けるようになってきました。

自分の気持ちのブラックな部分を
書けるようになってくると、

こんなふうに思っていたから
こういう現実なのかもしれないということが
以前よりも心にストンと納得がいくようになりました。

そしてあるとき、

「あれ、私がレポートを書かないのは、そう決めたからなのかな」
とふと思ったのです。

どうして書かないと決めたのかなということを考えていくと、
大きな変化がないから書けないと最初に決めていて、

書かないように、つまり変化が起こらないように
自分でコントロールしていたのかということに思い当りました。


私は、とても重要な、
自分自身で決めるということを
すっかり忘れていたみたいです。


心の底から決めること、
自分の人生の責任を持つこと、

このふたつのことがいかに大切なのかが
身に染みてよく分かりました。


　ですから、今私がこのレポートを書いていることは、
私が自分の人生をしっかりと、
そして夢中になってクリエイトするという、

私自身への宣言でもあります。
ここまで来るのに随分時間がかかりましたが、
それでよいのだと思います。
これが私なのだと思います。

こんなふうに、自分を認めてあげられるようになったのも、
CPMを学んだからこその変化です。


　先に書いたように、私はこのレポートで
具体的な変化をお伝えしたかったのですが、
今現在私が一番感じているのは心の変化です。

以前は、私が悲しい気分や嫌な気分なのは、
あのことやあの人のせいだと本気で思っていました。

単にそう私が選んだだけというのは
今なら理解できるのですが、

日常のささいなことから
少し大きなことまで
すべてを自分以外の責任にして
悲劇のヒロインを演じていました。


また、自分の限界を決めていて、
いろいろなことに条件や制限をたくさん付けていました。

心の底では自分に自信がなく、
この自信というものは、

あるとき周りからくれるものというように考えていました。
マスターコースで学んだ今は、

すべて自分が決めているのだから

私はどうしたいのかということを決められるようになってきました。


もちろん、不安になることも、
勝手に困難を創ってしまうこともあるのですが、


自分の気持ちを素直に書き出せることができるようになり、

私はどうしたいのかということを
私自身に聞いてあげられることができるようになりました。

そして、いろいろなことに対して、
柔らかい態度で、

客観的に捉えられるようになってきました。
以前の私は、白黒をはっきりつけたいタイプで、


CPMのテキストに書いてあったように、
物事に善悪や優劣をつけていました。

特に自分に関わることなどは、
自分の意見がいかに正しいのかを

一生懸命に証明しようとしていたところがあったと思います。
今は、ジャッジすることに
意味がないかもと感じていますし、
周りをより尊重できるようになってきました。



　これからマスターコースで学びたいと思っている方へ
私からお伝えしたいことは、

CPMは自分のことがより理解でき
そしてより好きになれるメソッドだということです。
CPMを通して得られる心の変化というものはとても大きいものです。

どのようなことがあっても、
どのような気持ちになっても大丈夫と、
自分を信頼することができるようになるのがCPMだと思います。

マスターコースを通して、
深くてゆるぎないけれど、
不思議な学びの時間が経験できると思うので、
興味がある方にはおすすめできるメソッドです。

　最後に、まりあさんや講師の皆さまに
感謝の気持ちをお伝えしたいです。

ここまでに至る過程で、
私のなかでいろいろな葛藤や思いがありましたが、
スローペースな私に、

定期的にメッセージをいただき、
見守ってくださってありがとうございました。

一人でも一人ではないのだなということが
感じられて本当に嬉しかったです。

私は、
これからもたくさんのことを経験すると思いますし、

その時その時でいろいろな感情を抱くことがあると思いますが、
きっと私自身を大切にできる行動が
できるという自信を感じています。

マスターコースを学んで、
自然とこう思えるようになりました。
本当に長い間ありがとうございました。